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初作品につき、細かい事は、ご容赦を!

観 恐 破 壊

午前十時過ぎ
「教授、また母親でしたね」
「ああ、長岡の乳児死体遺棄の事かね」
「周りの人は、分からなかったんですかね~?」
「お腹に水が溜まる病気だと言って妊娠を隠していたらしいが・・・・・分からんものかね~?
 自宅で出産後にすぐ布団を顔に押し付けて窒息死させてしまったらしいね。
 まったく、せちがない世の中になっちまったものだな。」

帝都医科大学教授 田崎洋一は、助手や他の研究員たちが今日は皆それぞれに予定が入っていて、ゆっくり一人で研究室を使えるな! と思っていたのだが、やはり一人くらい助手がいたほうが何かと便利か? と思い直し、その日唯一予定の入っていなかった中田 駿(しゅん)と共に研究室にいた。

「最近じゃ、警察も子供が殺されたら、まづは親を疑えって言うのが捜査のセオリーになってるんでしょうね」中田は、DNA解析機のスイッチを入れながら言った。
「そーだね。これだけ親子で殺し合う事件が続けばそーなるだろうね」
「そーですよね~、そー言えば、うちの近くでも数ヶ月前に両親を自宅で殺害した長男が、中央線に飛び込んで自殺するっていう事件がありました。」
「最近は、無差別殺人や猟奇殺人とかも多いし、少年たちがゲーム感覚で路上生活者を襲うなんて事件も多発してますよね。」
「そーだな。日本だけじゃなく世界的に嫌な事件が多い。この地球(ほし)は自然界も含めて破滅の一途をたどっているとしか思えない状況だ。まったく嘆かわしい事だよ。」

田崎教授は、DNA解析においては日本を代表する第一人者で、その成果は世界中から注目を集めていた。着眼点もユニークかつ斬新で、時々、とんでもない事を言い出して研究員たちをビックリさせる事もよくあるのである。今も彼の頭の中では、あるひとつの仮定が想定されつつあった。

DNAとは、簡単に言うと遺伝子そのものであり、生物を作る設計図のようなものだと言う事は、なんとなく皆さんもご存知なのではないだろうか?

最近では、DNA鑑定は犯罪捜査において、犯人の特定に大きな成果を上げており、無くてはならない技術といっていいだろう。
一般的には、このDNA鑑定と言うのが知れ渡っていて、ほとんどの方々はDNAと聞けば、DNA鑑定を想起するのではないだろうか?
しかし、親子関係を証明する為のDNA鑑定を生業としている企業や遺伝子治療の発達などで、どんどん身近な存在となっているのである。

人体の設計図ともいえる「ヒトゲノム(人間の全遺伝情報)」は、約2万2千個あり、そのうち99.9%は、人類共通のもので、残りの約0.1%の違いが容姿や性格などの違いに関係しているのだ。

DNAは、糖とリン酸と塩基が互いに巻きつきあった鎖状の2重らせん構造をしている。その塩基の部分はA,T,G,Cの4つの塩基が色々なかたちで繋がっており、その配列が1つ違うだけで、容姿や性格、はたまた、かかりやすい病気などとして現れてくるのである。

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